ユニパスとは?最近話題の言葉を深掘り/群馬県が採用した新しい不登校の呼称をわかりやすく解説

不登校に代わる呼称

「ユニパスとは?」

最近ニュースやSNSで目にして、
そう検索した方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、

ユニパス(UniPath)は、群馬県が採用した不登校に代わる呼称です。

ユニパスの意味

ユニパスは

  • Unique(その人らしい)
  • Path(道)

を組み合わせた造語です。
“その人の歩み方の一つ”として捉え直す意図が込められています。

群馬県UniPathチラシ【令和8年2月】

ユニパスが話題になった経緯

ユニパスを不登校の呼称として採用したのは群馬県です。

群馬県には「高校生リバースメンター」という取り組みがあります。
これは高校生が知事の相談役となって、
知事に直接アドバイスや政策提言を行う全国でも初めての取組で、
令和5年度より実施しています。

この高校生リバースメンターが不登校の新呼称を提案し、知事がこれを採用しました。

高校生リバースメンター – 群馬県ホームページ(戦略企画課)

なぜ呼称を変えようとしたのか

不登校という言葉は「不」という文字が含まれるように

  • 行っていない
  • 行けていない
  • 問題状態

という否定的ニュアンスを含みやすい言葉です。

実際、不登校という表現が
当事者の自己肯定感に影響する可能性については、
支援現場でも長く議論されてきました。

「ユニパス」には
このネガティブな印象を払拭する効果が期待されています。

群馬県の取り組み

ユニパスは単なる言葉の変更ではなく、
群馬県が進めている不登校支援政策の一環です。

群馬県では、

  • 早期相談体制の整備
  • フリースクール等との連携
  • 学びの多様な選択肢の提示
  • 心理的支援体制の拡充

などを進めています。

ユニパスは、
その取り組みを象徴するものと言えます。

すべての子どもたちが学び続けるために – 群馬県ホームページ(義務教育課)

採用にどんな意味がある?

現時点でこの変更が影響するのは

  • 呼称
  • 行政資料での表現
  • メッセージの出し方

です。

制度や出席扱いのルールが変わるわけではありません。

ですが言葉が変わることで

  • 保護者の心理的負担
  • 子どもの自己認識
  • 周囲の理解の仕方

が変わる可能性があります。

課題と賛否

もちろん、賛否もあります。

  • 言葉を変えても本質は変わらないのでは?
  • 現実の支援のほうが重要では?

これは非常に健全な議論です。

ユニパスは“魔法の言葉”ではありません。

しかし、

言葉が社会認識を作るという点もまた事実です。

学校って行かなくてもいいの?不登校のよくある疑問 – ココロノトントン/一般社団法人全国子ども支援リスタート協会

群馬県の不登校支援全体を見る

ユニパスを理解するには、

群馬県がなぜその姿勢を取ったのかを見る必要があります。

この背景には、全国的な不登校増加があります。

不登校児童生徒数は年々増加し、
全国で35万人を超える規模となっています。

群馬県も例外ではなく、不登校対応に迫られているのです。

施策の一環として
「登校させる」だけでなく
「その子に合った学び方を考える」方向へ
政策をシフトさせています。

不登校対策資料 – 群馬県教育委員会 各課発行・提供資料

不登校支援が充実する昨今

今回話題になっている群馬県以外でも

全国各地で不登校の対策は目下の課題です。

以下はほんの一部ですが、支援の形態は多岐にわたります。

  • フリースクール
  • SSWの設置
  • 家庭訪問支援
  • ICT学習

支援の形に決まった正解はなく、
各支援者・支援団体が個性豊かな支援を考案・展開しています。

無数に選択肢がある現代
お子さん・ご家庭ごとにマッチする支援がきっとあるはずです。

不登校相談は恥ずかしくない

事態の解決には、ご家庭内だけで悩まないことがポイントです。

「とりあえず」という気持ちで大丈夫

まずは外部の支援に相談してみましょう。

”初回無料”個別無料相談 – ココロノトントン/一般社団法人全国子ども支援リスタート協会

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