トントンコラム「代表インタビュー/訪問支援を始めた理由は?」

ココロノトントン創設者であり、これまで不登校に悩む家庭1000件と向き合って来た佐野英誠。不登校支援歴20年のスペシャリストが訪問支援を展開する、その理由とは?

佐野さん!訪問支援ココロノトントンが始動して、はや一年ですね。
目の前の悩めるご家庭と向き合うことに一生懸命で、なぜ訪問支援を始めることになったのか、皆さんにお伝えができていないことに気がつきました!
今日はぜひ「なぜ訪問支援を始めたのか」その理由を聞かせてください!

そうだね。1番大切なことを話せていませんでした。よろしくお願いします。

早速ですが単刀直入に、なぜ訪問支援を始められたのですか?

その理由を説明するには、これまで僕がどのように不登校を支援してきたのかをお話しする必要がありそうです。
竹本さんは全寮制フリースクールを知っていますか?

もちろんです。
ただ、世間の皆さんにはあまり聞き馴染みがないかもしれませんね。
フリースクールというと通所するタイプをイメージされるのかと思います。
あらためて、全寮制フリースクールとはどんな支援なのでしょうか。

全寮制フリースクールとは、簡単に言うと「生活丸ごと支援をする」フリースクールです。
不登校という問題は、学校以外にも課題や問題があるのが通常です。
生活習慣はもちろん、電子機器の扱い方や親子関係などと、不登校というのは相互に影響を与えているわけです。
これを全部支援するというのが僕の支援スタイルなんです。

なるほどですね。
不登校という問題を、学校という枠に留まらず、包括的に捉えて支援するイメージができました。
それが訪問支援とどう関係するのでしょう?

鋭い質問ですね(笑)。
でも動機ということでは結構シンプルなんです。
僕はこれまで本当に数多くの家庭と向き合ってきました。
そしてその経験から、全寮制フリースクールでの支援に確固たる自信を持っているんです。
どのくらいの自信かというと「どんな子でも不登校から救い出せる」と言い切りたいくらい。
でもね、全寮制支援にはどうしてもコストがかかってしまうんです。
だから、利用する勇気が湧かない親御さんが沢山いる。
そんなジレンマのなかで、利用しやすい支援が何かと考えて、訪問支援をやろうと決めました。

たしかに、全寮制支援よりも訪問支援のほうが、利用のハードルは低い気がします。
でもハードルだけでいうのなら、オンラインコーチングなどでも良さそうですが、そうでないのはなぜですか?

いやー、これは僕の性分の話なんです。
子どもの顔を見ないでとか、蚊帳の外からやんや言うのが好きじゃないんです。
不登校って『人』の問題だから、解決には人情みたいなものが必要だと思うんです。
だから面と向き合える訪問支援を選びました。

すごく納得しました。
佐野さんはじめ、トントンのサポーターさんって情に熱い感じがします。
社内の雰囲気もかなり温かいですよね。

ありがとうございます。
そう言ってもらえるとうれしいです。
支援者の心が満たされていること、これは支援の大前提だと思っています。

素晴らしい!
あと気になるのは、全寮制支援での経験が訪問支援とどう結びつくのか、というところです。
ツッコミすぎですかね(笑)。

いえいえ大丈夫ですよ。
そうですね、結びつく要素は多々あるのですが、例えば親子関係。
全寮制支援のゴールって、お家で寮生活と同じ生活が送れるかどうか、というところなんです。
だから、支援の過程で必ず親子関係にメスを入れなくてはいけない。
この時の話し合いっていうのは、基本的に”面談”として親子の間に僕たちが同席するんです。
面談室という場所を家庭に置き換えると思えば、訪問支援でも十分に発揮できるノウハウですよね?

言われてみればそうですね。場所が違うだけ。
佐野メソッドが輝くイメージが湧きました!

もちろん、家庭内での変化が頭打ちというケースもあると思います。
実際そういうお家をたくさん見てきました。
でも、そういったケースに僕たちは、全寮制支援をスムーズに接続することができるわけです。
そういう訪問支援は僕たち以外いないと思います。

それは心強いですね。
ココロノトントンの魅力がより一層わかりました。
ひとつでも多くのご家庭に【ココロノトントン】の支援が届いてほしいと思います。
最後に、佐野さんからお悩みの保護者様へメッセージを頂けますか?

保護者の皆様。
私たちは、無理にお子さまを変えようとはしません。
まずは今の状態を丁寧に見立て、「これならできるかもしれない」と思える小さな一歩を一緒に積み重ねていきます。
その積み重ねが自信となり、やがて次のステップへと踏み出す気持ちへとつながっていきます。
お子さまの状況に合わせてサポートしていきますので、まずはお気軽にご相談ください。


