近年、文部科学省の調査では、小学生の不登校が13万人を超え、過去最多となりました。かつては「珍しい」と思われていた小学生の不登校も、今では決して特別なことではありません。「朝、学校に行けない」「お腹が痛い」などのサインは、低学年から見られることも増えています。こうした変化の背景には、子どもを取り巻く環境や心の負担の多様化があります。

まずは生活リズムの見直しや約束ごとを守るルーティンをつくってみてください。小さな約束で構いません。家庭内で「できた」を積み重ねていきます。

好きなことや得意なことを見出し、それらの時間を共有する中で親子の信頼関係を育み、心の活力を取り戻します。前向きな思考を得た状態で次なる具体的な策を一緒に考えていきます。

学校復帰に向けたステップアップの内容を親子の共通認識として一緒に考えます。小学生の年齢は一緒に考えながら誘導してあげることも大事。ゴールを設定し、ゴールに向けた具体的なタスクを達成させていく中で自己肯定感をアップ、自信を付けて基盤づくりを行います。



フリースクールや通所支援は魅力的に見えても、
「そもそも外に出られない」「初対面の大人に緊張して話せない」
といった壁にぶつかることが多いのが実情です。

私たちは「家庭訪問」という形で、お子さまが一番安心できる場所 =家からサポートを始めます。最初は雑談や遊びから、少しずつ 信頼関係を築き、「話せる(信頼) → 動ける(気づき) → 学べる(前進)」へとステップアップ。 学校への復帰だけでなく、“自分のペースで前に進む力”を育てます。

