「受験に失敗して自信を失った」「環境が変わり友達ができない」
そんなきっかけから不登校になる高校生が増えています。
義務教育ではなくなるこの時期は、サポートが届きにくいのが現実です。

まずはお子さまの今の状況や、状況に至る理由などを理解してみてください。表面だけではなく子どもの心の内を知ることが大切です。その中で何から始めればいいのか、何を改善する必要があるのか、家庭内で容認できる線引きやその先の目的・目標を整理します。

大人になる目前の時期であるため、甘えやワガママが大きくならないように整理した線引きをきちんと示すことも大切です。どんな状況になってもブレない親御さまの心を持つことが必要となります。

学校復帰に向けたステップアップの内容を親子の共通認識として一緒に考えます。高校生という年齢だからこそ、きちんと自発的な思考や目標を立てられるようにバックアップします。ゴールを設定し、ゴールに向けた具体的なタスクを達成させていく中で自己肯定感をアップ、自信を付けて基盤づくりを行います。



通信制高校やオンライン学習など、支援の選択肢は広がっています。
しかし、自我が確立された高校生にとって、
“一人で続けること”や“画面越しのつながり”では届かない思いがあります。

家庭訪問で一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、生活リズムの立て直しや外出同行など現実的なサポートで、学校や社会への復帰をサポート。さらに通信制高校との連携で単位取得を支援することも可能です。社会へつながる“行動力”を育てます。

